委員長 田中 勝也

1.基本方針

「懸け橋となれ~過去から現代そして未来へ~」

私たちの住み暮らす長岡には多くの戦災や災害の史実がありその都度、力強く復興を遂げ発展してきました。これらの史実、復興の歴史を学ぶ場がある一方、先人たちの想いや精神性を継承する事は難しくなっており、長岡人の誇りや愛郷心が薄れていくことが懸念されます。長岡青年会議所は、長岡にある史実と先人たちの想いや精神性を受け継ぎ、未来へ繋いでいく必要があります。

まずは、委員会メンバーが先人たちの想いを継承できる人財となるために、長岡にある史実と精神性を学びます。そして、長岡市民が先人たちの想いと精神性を受け継ぎ、未来へ繋げる市民となるために、長岡にある史実から、困難に立ち向かう先人たちの姿、未来に託した想いを学ぶ場を創出します。さらに、大きな災害を経験していない若い世代へ先人たちの想いを繋ぎ長岡人としての誇りや愛郷心を育むために関係諸団体、行政と連携を図り、若い世代へ、平穏な日々が一瞬にして絶望へと変わる恐ろしさを知り、復興を成し遂げた先人たちの功績を学ぶ事業を展開します。また、長岡人としての誇りと愛郷心を醸成するために、多くの長岡市民、行政と共に、長岡空襲により今現在わかっているだけでも1488名もの多くの尊い命が失われた史実から命の尊さを学び、戦災殉難者への慰霊の想いをもって、平和である世界がいかに大切であるかを再認識し、復興を遂げた先人たちへの感謝の気持ちを込め8月1日の平和祭へ参画します。そして、メンバー同士が一年間の労をねぎらい、次代への懸け橋となるために、今日までの活動を振り返り、2022年度の集大成となる場を設営します。

本年度、未来へ繋ぐ灯り委員会は、先人たちの想いを受け継ぎ、次世代への懸け橋となり、長岡人として愛郷心、誇りを持った市民がさらなる発展を遂げていく、夢の溢れるまち長岡を創造します。

2.事業計画

(1)5月例会

  長岡市民が長岡にある戦災や災害の史実から学び、先人たちの想いを受け継ぎ、次の世代へ伝えられる人を育む例会を設営します。

(2)継承事業

   大きな災害を経験していない若い世代へ、戦災・災害からの学びや長岡に伝わる精神性を繋ぎ愛郷心や誇りが育まれる事業を行います。

(3)平和事業

  長岡空襲の史実から学び得て、戦災殉難者への慰霊の想い、恒久平和への願い、復興を成し遂げた先人への感謝の気持ちをもつことにより、長岡人としての誇りや、愛郷心が醸成できる事業を行います。

(4)忘年会

  メンバー同士で一年間を振り返りお互いの労をねぎらい、次代への懸け橋となる2022年度の集大成の場を盛大に開催します。

TOPに戻る