委員長 近藤 弾

1.基本方針

私たちの郷土長岡は、先達の努力により数々の逆境を乗り越え復興を遂げ、未来を見据えて発展してきました。先達が築き上げてきた歴史と精神は長岡の誇りとなり、長岡魂とも称され、長岡に暮らす人々に受け継がれています。長岡JCは、長岡に暮らす人々と共に、先の見えない今こそ、受け継がれている長岡魂を未来へ進むための羅針盤とできる活動を展開する必要があります。

まずは、委員会メンバーが長岡魂を呼び起こすために、先達が長岡に起きた度重なる苦境を乗り越え、復興と発展を成した功績がどのような気概によるものかを学びます。そして、長岡に暮らす人々の愛郷心をより高めるために、長岡JCが地域財産の魅力と創設期の想いを理解し、地域にある先達によるまちづくりの軌跡を辿り、まちづくりを行う関係諸団体と連携し、市民と共に地域財産を後世に伝える重要性が認識できる機会を創出します。さらに、長岡に暮らす人々が、自身に長岡魂が潜在していることを認識するために、常在戦場の精神、不撓不屈の精神、米百俵の精神という長岡に根付く不変の志の起源を紐解きます。また、長岡に暮らす人々が長岡JCと共に長岡魂を未来に承継するために、長岡の復興と発展に大きな役割を果たしたランプ会、未来の担い手へ仕事を残すことを前提とした活動をする令終会、復興祈願花火フェニックスをはじめとする度重なる戦災や震災を背景に打ち上げられる長岡花火が、長岡のアイデンティティとなる過程を学び、長岡魂が受け継がれていると感じることができる風土を創出します。

長岡魂を呼び起こされた長岡に暮らす人々は、どんな逆境にも屈せず、常に未来を見据え、社会や他人のことを考えて積極的に行動し、未来の長岡のまちを創り上げる人財となります。

2.事業計画

⑴ 地域財産のまちおこし事業(通年)

地域に根付くまちづくりを行う諸団体と共に、歴史的な地域財産の魅力を伝え、過去にあったまちづくりを後世に伝え、まちの歴史を未来に繋げ るまちおこし事業を実施します。

⑵ 担当例会(5月)

長岡のまちの歴史を紐解き、困難と苦境をどう乗り越えたかを学ぶ機会と、長岡に暮らす人々が長岡魂の潜在を改めて感じ、長岡魂を顕在化したいと想ってもらう例会を設営します。

⑶ 担当例会(10月)

未来に向けたまちづくり活動における新しい長岡の魅力の在り方について考え、長岡に暮らす人々と共に新たな長岡魂が受け継がれていると感じる風土を創りたいと想うような例会を設営します。

3.会員拡大

委員会メンバー各自がJCを心から好きになってもらい、入会候補者の立場になって具体的な入会メリットを考え、本音で伝えることを基本方針とします。また退会希望者を説得、思いとどまらせることも明確な会員拡大活動と認識し、既存メンバーとのコミュニケーションを大切にします。年間を通して4名以上の会員拡大を行います。

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