「10年の時を経て タイムカプセルを届けに」アナザーストーリー

  • 2021年8月20日
  • 長岡青年会議所

8月2日に「10年の時を経て タイムカプセルを届けに」というタイトルで、2011年の東日本大震災で被災した気仙沼の方々をその年の長岡まつりにお招きした際に、参加者全員で「10年後の自分」に手紙を書いて、タイムカプセルに入れて埋めたこと、それを10年経った今年、掘り起こして気仙沼へ届けたことをお伝えしました。

その話には続きがありました。

タイムカプセルは無事に気仙沼へ届けられたのですが、開けてみると中から気仙沼の方ではない手紙がいくつか出てきました。それは当時気仙沼と同じく東日本大震災で被災し、長岡へ避難している方々のものと思われ、手紙に書かれた名前や当時の住所などの記載から4家族11名分がありました。

手紙には将来の夢を書いたもの、10年後の自分にどんな状況か問いかけたもの、観覧した花火がきれいだったと伝えたもの、などがありました。

当時の被災者の方々は今どうしているのだろう。
「この手紙を届けたい」

この手紙を10年前の差出人に届けるべく、手がかりを基に探していきます。
経過は随時ご報告していきます。